ChordSharpにおける経路表の維持管理コスト削減手法の提案とその評価

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注意: この記事のタイトルはChord Sharpとなっていますが,これはWikiの制約によるもので,正しくは Chord# です.

書誌情報

呉承彦, 安倍広多, 石橋勇人, 松浦敏雄, Chord#における経路表の維持管理コスト削減手法の提案とその評価, 情報処理学会論文誌, Vol. 53, No. 12, pp. 2752-2761, (2012-12).

Abstract

Chord#は範囲検索が可能な構造化P2P(Peer-to-Peer)ネットワークの一種である.Chord#ではショートカットリンク(finger table)を用いることでノード数nに対して,O(log n)ホップで検索が可能である.Chord# のfinger tableは,ノードの挿入や削除,障害に対応するために定期的に更新する必要があるが,本稿ではこの更新処理のコストを削減する方式を提案する.提案手法では,finger tableを2次元配列に拡張したうえで,隣接するノードのfinger tableが類似していることを利用して更新処理に必要なメッセージ数を数分の1に削減する.さらに,リモートノード離脱時のfinger table更新処理の高速化,およびネットワーク近接性を利用したルーティングも実現した.提案方式の有効性はシミュレーションにより確認した.

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