プライバシー保護と個人単一IDを両立する認証基盤の提案

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書誌情報

吉井大介, 安倍広多, 石橋勇人, 松浦敏雄. プライバシー保護と個人単一IDを両立する認証基盤の提案. 情報処理学会研究報告2008-DPS-134/2008-CSEC-40, pp. 1--6, (2008-3).

Abstract

インターネット上のオンライン・サービスの多くが,ユーザの登録時に厳密に個人を特定することなくユーザ固有のIDを与え,匿名アクセスを許している.そのため,匿名性を利用し,オンライン・サービスの運営者(プロバイダ)や,他のユーザへ被害を与えるような不正行為を行う者がいる.一人で複数のIDを取得できる限り,こうしたユーザを締め出すことは難しい.

この対策として,ユーザのIDを厳密に一つに限定すること(個人単一ID)が考えられるが,既存の方法はその実現にユーザの個人情報を必要とするため,プライバシー保護の観点から望ましくない.そこで本論文では,信頼できる認証機関による第三者検証によって個人単一IDを実現する認証基盤を提案する.プロバイダに個人情報を提出する必要はなく,また,同一ユーザでもプロバイダが異なればIDが必ず変化するようにすることでプライバシー保護を図っている.


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