プログラミング/Eclipse

出典: CourseWiki

Eclipseは(主に)Java言語を対象とするIDE(統合開発環境, Integrated Development Environment)です. Eclipse上でJavaソースファイルの編集,コンパイル,実行,デバッグなどを,Javaプログラム開発に必要なほとんどの作業を行うことができます. Eclipseは,Windows, Linux, FreeBSD, MacOS Xなど,様々なプラットフォームで動作します.

ここでは,講義でEclipseを使用するために必要な最低限のことだけを書いています. Eclipseに関しての詳細は書籍やWebページなどを参照してください.

目次

Eclipseのインストール

2016年4月1日現在のEclipseの最新版はEclipse 4.5.2 (コード名 Mars.2)です.

(以下はEclipseを日本語化していない前提で書いてあります.日本語で使いたい人は,Webの情報を参考に日本語化してみて下さい)

Windowsでのインストール

Windowsでのインストールは,例えば以下のサイトが参考になるでしょう. インストールする前にJavaをインストールする必要があります.

  • eclipse.exeをダブルクリックして起動します
  • 起動すると,workspace (Javaソースファイルやクラスファイルを格納するディレクトリ) をどこに作成するか聞いてきます.
    • デフォルトでは C:\Users\ユーザ名\workspace です.
    • ここでは C:\workspace を指定したものとします(説明を簡単にするため).
  • 最初の画面(以下のスクリーン)が表示されたら右上の "Workbench" を選びます.

  • Javaパースペクティブ画面になります.Javaプログラムはこの画面で編集します.

Javaパースペクティブ

(上の画面はEclipse 4.3.2 (Windows7)でのものです.また,以下の画面はもっと古いEclipseの場合があります.ご了承下さい.)

MacOS X (OSX) でのインストール

MacOS Xでは, "Eclipse インストール MacOS" などのキーワードで検索するといろいろと情報があるので,参照して下さい.

デフォルトの workspace の場所は,/Users/ユーザ名/Documents/workspace です.

プロジェクトの作成

  • File->New->Java ProjectでJavaプロジェクトを作成します.Eclipseではプロジェクトがプログラムを管理する単位になります.

Project名は何でも構いませんが,ここでは Programming としておきます.

プロジェクトの作成

Finishを押すと,左の方にある Package Explorer に今作成したプロジェクトが現れます.

Javaプログラムの作成

(ここは1回目の講義資料を参照しながら読んでください)

  • Javaプログラム(〜.java)を作成するにはPackage Explorer上のプロジェクト(Programming)を選択している状態で File->New->Class を選びます.
  • Name: にクラス名を入れます.ここでは Hello と入力しましょう.
    • 上の方に "The use of the default package is discouraged." (デフォルトパッケージの使用は推奨しません) という警告が出ますが,とりあえず無視しておきます.
    • mainメソッドも作りたいので,"public static void main(String[] args)" の前にあるチェックボックスにチェックを入れておきます.

Javaクラスの作成

  • Finishを押すと,次のように Hello.java が作成されます.

Hello.java

  • 不足部分を埋めて,プログラムを完成させます.

コンパイル

Eclipseではセーブするだけで自動的にコンパイルされます.

  • ソースファイル (Hello.java) は C:\workspace\Programming\src\Hello.java に,
  • クラスファイル (Hello.class) は C:\workspace\Programming\bin\Hello.class に入ります.

実行

Package Explorer上でHello.java を選択した状態で,Run->Runを選べばHello.javaを実行できます. 実行結果は下の方の Console というところに表示されます.

Hello.javaの実行

他のJavaファイルも同様に作成・実行できます.新しくプロジェクトを作る必要は(特には)ありません. Programmingプロジェクトの中で作ればよいでしょう.以下は Hello2.java を作ったときのようすです.

Hello2.javaの実行

Eclipseの便利なところ

Eclipseの便利なところを幾つか挙げておきます.これらに慣れると普通のエディタではJavaのプログラムを書きたくなくなるでしょう.

  • 入力中に構文チェックが行われ,文法エラーの個所には赤いマークが表示されます.
  • 文法エラーではないが,誤りの可能性がある個所には黄色いマークが表示されます.
  • 開き括弧などを入力すると,対応する閉じ括弧などを自動で入力してくれます.
  • 編集中にインデントがおかしくなってしまったら,おかしいブロックを選択して Source->Correct Indentation で修正できます.
  • 変数名やメソッド名を補完できます.
  • Source->Organize Importsでimport文を整理できます(必要なimport文を追加し,不要なimport文を削除.並べ替え).
  • 例えばBufferedReaderと入力しようとしているときに,Bufferedまで入力してからEdit->Content Assist->Defaultを選ぶと(実際はキーボードショートカットを使って下さい),Bufferedから始まる候補を表示してくれます.そこでBufferedReaderを選べば,自動的にimport文まで追加します.

Eclipseに関するリンク集

Copyright (C) 2002-2015 Kota Abe, Osaka City University

ナビゲーション